去年もこの時期、5月の終わりから6月初めには袋に入った梅がスーパーや八百屋さんの店先に並んでましたね。
自粛で自宅生活を充実させていきたいな~と思いつつ、結局去年はなんだかんだと理由をつけて手を付けずに終わってしまったので、、
今年こそはと思ってました。
たまたま休みになった週末、思い切って梅酒づくりに必要な物品を思い切って買いに行きました!
梅酒づくりに必要なものとは??
- 梅 当然ながら
- ホワイトリカー 梅”酒”っていうぐらいだからアルコールは必要ですよね
- 氷砂糖 梅酒はやはり甘くないと
- 容器 入れ物必要
意外とこれだけ用意すればできるようです。
梅
雰囲気重視のぼく(むしろ、本物が分からない。雰囲気だけで満足。)は、ここぞとばかりに「鎌倉市農協連即売所」に行ってみました。
いわゆる、レンバイの愛称で親しまれている農産物直売所ですね。
しかし、意外と規模は大きくない。。そして、まさかの梅は置いてないという事態。
やむを得ず、近くのスーパー「鎌万」へ。
この鎌万さん、やむを得ずというには大変失礼なぐらい地元に愛されるお店だったんですね。
確かに、海産物の品ぞろえは半端なかった。魚好きの父を連れて行ってやりたいと思えるお店でしたね。
海産物の話ばかりした後になんだけど、小田原さんの梅1キロを購入しときました。
1キロの袋入り梅も数種類あってどれを買っていいかわからなかったので、こういうとき日本人は真ん中ランクだな!
と思いつつ、ちょっと贅沢して真ん中ランクよりちょっと上ランクいっときました。お値段たしか600円ぐらい!
ガラス保存容器 氷砂糖 ホワイトリカー
鎌万さんにはこれらはなかったので、帰りに寄ったまあまあ大き目のスーパーでこれらをゲット。
ガラス容器は梅1キロなら5リットルサイズが余裕があってgoodという情報だったけど、4リットルサイズしかなく。ちょっと心配だったけど、やってみるとちょうどいいサイズでしたね。
梅1キロに対して氷砂糖も1キロ。好みに合わせて量は調整可。600~800グラムで漬ける方が多いようだけど、甘目が好きな人は1キロすべて使ってもOKってことだったので、残しても仕方ないという貧乏根性が働きぼくはすべて使い切ってしまいました。甘くなりすぎるかもだけど。。
35%のホワイトリカーで作るのが一般的らしいので初心者のぼくはホワイトリカーでいってみました。達人はブランデーで漬けたりもするみたいですね。いずれはぼくもやってみようかな。
正解か?どうか不明な作り方で仕込み
梅酒づくりの先輩たちがアップしてくれてるYouTubeやブログをいくつか拝見して色々やり方真似して仕込んでみました。
梅をよく洗え!
これは皆さん共通の教えのようなので水を3~4回交換してよく洗いました。表面の汚れをとるのが目的ってことだったので少々こすり洗いしてみました。
そして梅のヘタをとれ!
これも皆さん共通の教え。フォークを使ってとか、竹串を使ってとか、爪楊枝でとか、使うものは色々だったけど、とりあえず家にあった竹串でやってみたらうまくとれました。
1キロ分もできるかな~と思ってたけど、やってみたら簡単でちょっとクセになる面白さ。とりあえず苦労なくヘタを取り終えました。
ここからが、先輩たちのやり方が少しわかれるところ。
ある先輩はこのまま梅が硬いぐらいの状態で漬けなさい!とおっしゃる。
またある先輩は少々梅が柔らかくなったぐらいが美味しいから少し熟成させてから漬けなさい!と。
さらに別の先輩は一度冷凍させてから漬けると梅の細胞が壊れて梅の旨味が出やすいから一度凍らせなさい!と。
ぼくは三番目の先輩の意見を信じて一度冷凍させて翌日、自然解凍してから漬けることに。
自然解凍してから気づいた。
梅がややふやけてました。。そういえば、冷凍して凍らせたまま漬けるのか、解凍してから漬けるのか、そこは曖昧な理解でやっちゃいました。
もう元には戻れないので僕は、「一度冷凍して自然解凍しややふやけた状態の梅」で梅酒づくりを断行しました。
ガラス容器は前日に一度洗っておいてしっかり乾かしておきました。
漬ける直前に消毒のためホワイトリカーを少量注いで容器全体を消毒してから梅登場。
一面に梅を置いて、その上にほぼ同量の氷砂糖を。
さらにその上の層に梅を敷き詰め、さらに上から同量の氷砂糖を。
と進めていくと3層ぐらいですべての梅を使い切りました。
そしてホワイトリカーをなみなみ注いで、梅が空気に触れないようになるまでひたひたに。結局1.8リットルのホワイトリカーすべて投入。
密閉して風通しの良い冷暗所で保存!
一応これで仕込みは完了らしいです。
これからのお世話
先輩たちの情報ではご意見色々なのですが、一カ月で梅を取り出すべし、とか、3カ月で取り出すべしとか。
なんとなくのイメージで熟成した梅酒には梅はずっと入ってる気がするのだけど。。
ぼくは果肉が崩れるようだと見た目が汚くなるから取り出すべし!という先輩のご意見を採用させていただいて、1か月後に果肉が崩れるようなら梅を救出する作戦でいってみようと思います。
半年すればとりあえず梅酒らしきものができるかな。。ってところで初の梅酒仕込みは終了とします。
それにしてもぼくは何か時間をかけて育てるのがちょっと好きみたいですね。
医者13年目にして少し時間ができてきた今日この頃、ベランダにはプランターに少しばかりの野菜たち。冷蔵庫には野菜を漬けるためのぬか床。たまにゆっくりできる週末に向けてチャーシューやハーブローストなどを仕込む日々。
土いじりや盆栽を趣味にされる人生の先輩たちのお気持ちが少しずつ分かってきましたね。
自分も次第に熟成されてきたものかと勝手に理解しておきます。
またじっくり熟成できる楽しみを見つけていきたいものです。
梅酒できたらまた報告いたしますね。
コメント