鹿児島の秘境 沖永良部島
沖永良部島って鹿児島の奄美諸島の島なんですが、そこまで地名度高くないでしょうね。
徳之島と与論島の間にある島で飛行機なら鹿児島空港からは一時間半、那覇空港からは一時間ってところです。他の交通手段としてはフェリーという手もあります。人口1万三千人ほどののどかな南国です。
鹿児島の離島には仕事の関係で色々と行かせてもらって、屋久島、奄美大島、徳之島、沖永良部島、与論島と行ってきました。中でも縁あって沖永良部に行かせてもらうようになって早いもので6年になります。月に一回一泊で行かせてもらうのですが、空港に着いたらすぐに仕事場へ直行し夜は現地で仕事されてる大先輩や職場の皆さんとの会食に参加させてもらって翌朝慌てて帰るという弾丸スケジュールなので観光地などは全く詳しくありません。
それでもなんとか時間を見つけて海を見に行ったり、釣り名人に釣りに連れて行ってもらったりと楽しませてもらってありがたい話です。それについてはまたの機会にお話ししますね。
無理矢理農家さん訪問
島での仕事のために沖永良部島に通うようになって早6年で、職場の方以外にも徐々にお知り合いの方が増えてきまして、毎年この時期には美味しいマンゴーを送ってくださる農家さんがおられます。いつも美味しく食べさせてもらっているだけでは飽き足らず、マンゴー農園を見せてもらってきました。
完熟マンゴーの収穫後ということで今はマンゴーは少ししか実ってませんでしたが、ここが美味しいマンゴーが育つハウスだそうです。ただでさえ暑いのにさらに暑いハウス内で常に仕事をされてる農家さん、心より尊敬です。そして作業の様子を少し教えていただきました。
ある程度の大きさになったマンゴーにはこうやって一つ一つに傘をつけるそうです。色が着き過ぎないための日焼け防止?と聞いてみると、半分当たりで日焼けしすぎると早々に腐ってしまうそうですね。これだけでもかなりの大変な作業。さらに次の作業はというと、
マンゴーの一つ一つに袋をつけて、さらに重みで地面についてしまわないように紐で吊り上げるそうです。そして、マンゴーが完熟し袋に落ちたものだけをやっと収穫するという気の長い作業が必要なんだということです。このハウスにマンゴーの木が8株ほど。さらにこのハウスが3棟あるとのことでこの農家さんだけで年間3000個のマンゴーが収穫できるとのことです。そして日々の水やり雑草除去などの手間暇を考えると、膨大な作業に心より脱帽です。少々マンゴーのお値段が張るのも納得です。
最高のマンゴー
おかげでこうやって美味しいマンゴーが食べられるんですね。次のマンゴーからはさらに感謝の念を込めて美味しく頂かねばですね。そして、定期的にマンゴー作りのお手伝いに行かせてもらうことにしました。手間暇かけて育てることの大変さと楽しさを学ばせていただいてありがたいことです。
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